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第65話 夢の中での再会?

last update Date de publication: 2025-06-21 10:50:40
 ジョンは普段とは全く違う格好をしていた。フード付きの長いマントを羽織り、その格好はまさに魔法使いの姿のようにも見える。

「ユリア……記憶は戻ったかい?」

その声は今迄聞いたことが無いくらい優しい声だった。

「ジョン……一体今まで何処に行ってたの?」

するとジョンは首を傾げた。

「ジョン? 誰のことを言ってるんだい?」

バルコニーの手すりからひらりと降り立ったジョンが月明かりを背に尋ねてくる。

「え……? だって……」

「ユリア。もう12日目になったけど…その様子だと、まだ殆ど記憶は戻っていないようだね? まぁ60日目になる頃には完全に記憶が戻ってくるとは思うけど」

「え?」

分からない、さっきからジョンが何を言っているのか私にはさっぱり理解出来なかった。それに目の前のジョンは本当に私が知っているジョンなのだろうか?

顔はまるきり一緒だけども雰囲気も口調もまるきり違う。とても同一人物には思えなかった。

「それにしてもアイツがここまで力を持っているとは思わなかった。完全に油断していたよ。まさか力を奪われてしまうと
結城 芙由奈

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